2008年04月21日

リーグ終盤に気になるチーム&今節のベストゴール(リーグ1:第34節)

 
ボルドーはOLに食らいついていき、PSGがいよいよ危なくなってきました。


まずは個人的に選んだ今節のベストゴールから。
 
 
  
Caen 3-0 Paris-SG

デロワン (カン:52分)
ルメトル (カン:75分)
グフラン (カン:89分)






カンの3ゴールはどれもスーパーゴールでしたが、個人的にはグフランのこの3点目がベスト。
試合をあきらめずに点を取りにきてたPSGに対して、試合終盤にカンは何度もPSGのディフェンスラインのウラを狙ったり、その間を鋭く通したりするパスを狙ってフォワードを走り込ませていましたが、その度にGKランドローの鋭い飛び出しに阻まれていました。パスをだしたのがちょっとだれだか確認できませんでしたが(デロワン?)、最終的にはそれまでのランドローの飛び出しとフォワードの走り込みの頃合いを絶妙に計った感じのパスをペナルティーエリア付近へ。。それを受けたグフランはうまくランドローをかわして、狭い位置から確実にゴールに流し込み、PSGの息の根を止めてしまいました。動画には映っていませんが、このゴールはカンGKからのロングボールを2、3タッチでグフランまで運んだものでした。グフランのゴール自体がベストというより、ゴールまで至る流れが完璧で、今節のベストゴールに挙げておきます。




Strasbourg 1-2 Lyon

ランテリア (ストラスブール:21分)
ボドメール (リヨン:61分)
グロッソ (リヨン:67分)



PSGと同様こちらもかなり危なくなってきたストラスブールですが、ランテリアのゴールで先制しながらも、リヨンの2つのコーナーキックからのゴールで、結局大番狂わせを演じることができませんでした。先制点を奪ってからもリヨンになかなか付け入る隙を与えていませんでしたが、この試合を決定付けたと思われるのは、前半終了間際のストラスブールFWムルンギの退場劇。アラン・ペランも試合前からこのムルンギをいちばん警戒しているというような発言をしていましたが、5分間の間にイエロー2枚、それもたいして危険な場面ではないところでの愚行。あまりに意味のないファールに審判も2枚目だということを忘れていたのか、2度目のイエローをだしてからレッドカードを出すまでにしばらく時間がかかりました。
ハーフタイム中にテレビ中継の解説陣も思わず「メルシー、ムルンギ・・・」とつぶやいていました。(「メルシー」=「ありがとう」ではありますが、別に解説陣がOLを応援しているわけではなく、「せっかくいい試合をしていたのに、よくも壊してくれたね」という意味)

この試合ではムルンギだけでなくOLのフォワードにも災難が・・・ 得点王争いのトップを走るベンゼマが膝辺りを強打し故障交代。セットプレーからしか得点できなかったOLにとって、シーズン終盤にベンゼマがいるといないのでは、試合運びがかなり変わってくるのではないでしょうか。次節以降にベンゼマが出場できるかがポイントになってくるかもしれません。



Nice 0-2 Monaco

メリエム (モナコ:36分)
アルミロン (モナコ:90分)


フォワードの災難と言えば、ニースFWコネも故障交代。こちらの方はベンゼマよりかなり深刻そうで、UEFAカップ圏を争っていたニースは、ポイントゲッターを失ってこれからの闘いがかなり苦しくなってしまいました。
コート・ダジュール・ダービーとなるこの試合の方は、残留争いから抜け出したいモナコが、PSGを沈めたカンに負けず劣らずのスーパーゴール2本で、GKロリスを要するニースの守備を圧倒。






ここ最近のディフェンスラインと違うメンバーで挑んだり、試合開始早々そのメンバーの一人CBシドが負傷退場したりと、采配がうまく行かなかったのかもしれません。それでニース監督のアントネッティもフラストレーションがたまったのか、試合中にスタンドのサポーターと口論する始末。
モナコの方もニースのイライラが伝染したのか、試合終盤にアドリアーノとポクリヴァッチが退場。アドリアーノの方はイエロー2枚もらったものですが、ポクリヴァッチは激しい競り合いで倒れ込んだあと、最終的にボールを奪ったバモゴの腰付近めがけて、必殺ラーダー・キック!
なかなか熱いダービーでしたが、モナコはこれで残留確定がかなり近づいてきたところです。



Toulouse 0-1 Bordeaux

ミクー (ボルドー:90分 +2)



両監督の悲喜こもごもが見られた試合。




残留争いをしているトゥールーズと優勝争いをしてるボルドーの闘い。激しい雨で足下もかなり重そう。試合終盤は選手たちもかなり疲労した様子で、ほとんどの選手の動きが止まっていた感じでした。
トゥールーズは激しい残留争いの中、ボルドー相手に引分のポイント1はあとあと重要になってくるだろうし、3分のロスタイムももう終わりそうな92分に監督エリー・ボーは、バトレスに替えてパウロ・セザールを入れるなど、時間をうまく使っていた感じでしたが、ここで勝っておかないとOLに完全に引き離されるボルドーの監督ロラン・ブランは、トゥールーズのゆったりとした選手交代でなんとなく気持ちの緩んだ感じのボルドーの選手に的確な指示。味方のいない右コーナー付近にスローインするように、出しどころを迷っていた選手(シャルメだったかな?)にジェスチャーで指示。出されたスローインに対してオベルタンがディフェンダー2人に絡まれながらも粘って走りこんで来たミクーにパス。ミクーのうまいキックでボールがゴールに吸い込まれて、センターマークにボールをもどしてトゥールーズがキックオフした時点で試合終了と言う劇的なものでした。
解説のギ・ルー氏も言っているように、ゴールが決まらなくてもPKになっていたでしょうが、ゴールが決まった瞬間のがっくりと地面に膝をついてしまったエリー・ボーと、両手を上げて喜ぶロラン・ブランの姿が対照的でした。残留争いをするチームと優勝争いをするチームの采配の結果の明暗がくっきりと現れた試合となってしまいました。




Marseille 1-3 Lille

ニアング (マルセイユ:12分)
ミララス (リール:37分)
ミララス (リール:40分)
マクーン (リール:68分)



この敗戦でOMは前節終了時のCL圏3位から順位を一つ落としてしてしまいましたが、そんなことよりもこの試合でいちばん目についたのがリールの守備。前節までに8位に甘んじているチームとは思えない鋭い出足で、前線から激しいプレスをかけて、それがまた試合終盤まで勢いが衰えない。そんな中でもリール監督のプエルがベンチ前で大声を張り上げながら、もっと激しくプレスをかけるように選手に指示を出していました。
このリールの守備がシーズン終了まで続くようなら、これからリールと対戦するチームは苦戦することでしょう。ちなみに残り4節のリールの相手は以下の通り。

第35節:トゥールーズ
第36節:サンテチエンヌ
第37節:ランス
第38節:ロリアン



残留争い中のトゥールーズとランスには厳しい闘いとなるでしょうし、UEFAカップ圏を争うサンテチエンヌやロリアンと直接対戦するのはリールにとって望むところかもしれません。



<Jazz_Funk>


posted by Jazz_Funk at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | Ligue1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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